本日紹介する本は『雲の教室』です。
先日、本屋さんを散策していた時、表紙に吸い込まれそうになり、購入いたしました。
中身は写真集ベースで、もの凄くきれいで素敵な雲の写真が数多く載っています。
また、雲にも様々な種類があるんだということを教えてくれるだけでなく、雲の美しさ、雲の楽しみ方などが書かれており、この本を読んでから見る空の姿は、今までとは違って見えてくるはずです。
作者の荒木健太郎氏の雲への愛がとても伝わってくる1冊で、この本を読み、皆さんにも雲の美しさを体感していただきたいです。
さらに、当ブログでも解説している空がなぜ青いのか?や夕焼けはなぜ赤いのか?また、雲はなぜ白く見えるのかについても簡単に説明されており、ますます空を見上げて歩きたくなります。
当ブログの関連する記事⇩
これらを読んでからこの本を読めば、より理解が深まるはずです。
ぜひ、併せて読んでみて下さい。
この他にも、雪の結晶について、虹について、美しい写真と共に天候に関する説明が簡単に書かれているのも魅力的です。
中谷宇吉郎先生の記事⇩
1.本を読んでみて。。。。。
皆様が最後に空を見上げ、雲を見たのはいつでしょうか?
昨日、今日、それとも最近は気にしてもいなかった。
もしかしたら、最近は日常に追われ、気にしてもいなかった人も多いのかもしれません。
そんな人は、すぐに空を見上げてみて下さい。
空を見上げれば、大体の日には雲を見つけることができます。
それは、朝も夜も関係ありません。
もの凄く天気が良くて、気持ち良いくらい晴れた雲一つない良い天気の時もたまにあるかもしれません。
しかし、雨や曇りの日はもちろん、雲はいつでも私たちの上に存在しています。
そして、その雲たちはそれぞれに形が違い、とても魅力的です。
もくもくしていたり、長く伸びていたり。
羊やハート形、伝説の動物である龍の形にも見えてきます。
また、飛行機が飛んだ後、山の上や、滝の近くであっても雲を見つけることはできます。
その時、その瞬間に見た雲は、もう一度見ることはできません。
雲は水や氷の粒からできており、似たような形にはなっても、全く同じ形にはなりませんよね。
そう思うと、一瞬一瞬の雲の形でさえ、愛おしく感じるものです。
この本は本当に美しいそんな雲たちの姿を伝えてくれる一冊だと思います。
雲の他にも、太陽の光と雨粒が作り出す美しい虹、積乱雲が作り出す雷、美しい雪の結晶。
空には私たちが気にしていないだけで、素晴らしいことがたくさんあるのです。
この本を読んで、少し見方を変えてみてはいかがでしょうか?
2.本の詳細
『世界でいちばん素敵な 雲の教室』
荒木健太郎 著
図書印刷株式会社 印刷・製本
株式会社三才ブックス 発行
雲のことについてさらに詳しく知りたい方に向けて、本書で紹介されていた本⇩