皆様こんにちは!6月はすでに終わってしまい、7月も中旬に近付いてきておりますが本日は6月の活動報告をさせていただこうと思います。
6月はほんとうに久しぶりのサイエンスショーがあったり、北花田の実験教室がスタートしたり、東京大学へ取材にいったりと報告することがたくさんあります。
東生駒教室
今月の東生駒教室の実験のテーマは『密度』『でんぷん』でした。
食塩水の濃度を変えたものを用意し、そこに食紅を使って色をつけます。そして、それを漏斗を使ってゆっくりと加えていくことで写真のように綺麗な層にわけることができます。
生徒からはこれを凍らせるとどうなるのか?という質問をもらい、はっとなりましたね。確かに凍らせたらこんなにきれいに層になった状態で凍るのだろうか。
実験教室の後、生徒さんが凍らせてみたそうで、写真をいただきましたが、ものすごくきれいな状態で凍っていました。
私もびっくりでした。本当に私の頭はもうかちかちに固まってしまっており、子供たちの頭の柔らかさが羨ましいです。
高の原、光明池、北花田教室
高の原教室では東生駒教室と同じように色の層をつくってもらいました。生徒によって全然色が違うのが面白いですね。緑色が人気なのかな。
残念ながら写真は無いのですが、中には8層に挑戦し、成功させている子もいました。
光明池と北花田では『でんぷん』をテーマに実験。
片栗粉に水を加えていくとダイラタンシー現象というおもしろい現象が起きるのですが、自分たちでジャガイモからでんぷんを抽出してもらい、それを使ってダイラタンシー現象を体感してもらいました。
どんなものにでんぷんが含まれているのか?それを見つけるにはどうすれば良いのか?
今回は「ヨウ素でんぷん反応」を使用し、どんな食べ物にでんぷんが含まれているのかを確かめてもらい、でんぷんとは何かを学んでいただきました。
北花田は今月スタートだったのですが、とても盛り上がり、これからが楽しみです!
イコマクエスト サイエンスショー
久しぶりのサイエンスショー!なんと前回のサイエンスショーが去年の12月だったので、今年初めての7か月ぶりのサイエンスショー。
今回のテーマは『酸化・還元』
色変わりで驚いてもらい、難しいと感じてしまう方も多い酸化・還元をわかりやすく面白く学んでいただきました。
酸化・還元とだけ聞くとなかかなか身構えてしまいますし、ここでつまずいた方も多いのではないかと思います。
しかし、酸化・還元は身近なところにたくさんあふれており、それを感じることができれば、そこまで難しいことではありません。
例えばお茶に含まれている酸化防止剤、これにはビタミンCが使われていることが多いです。お茶が酸化してだめになりにくいようにビタミンCを入れているのです。
そして、そんなビタミンCを利用すればうがい薬を透明にすることもできちゃいます。
梅雨の時期だったので、雨の心配もしておりましたが、この日は良く晴れて絶好のサイエンスショー日和でした。ただ、久々のサイエンスショーであったことと、炎天下で3回のサイエンスショーというのはさすがに疲れましたね。
しかしですね。参加者の皆様ののりがものすごくよくて、子供たちもものすごく楽しんでくださったので、久々のサイエンスショーは本当に楽しかったです。
この夏、ワークショップのご依頼はたくさんいただいているのですが、残念ながら今のところサイエンスショーのご依頼はありません。
サイエンスショーをもっとしたいな~。まだ新型コロナウィルスの影響で祭りなどの人が多く集まるイベントが難しい状態となっています。
ワクチン接種が進んでいますので、来年にはこの状態も少しはましになっていますかね。この状態が落ち着きましたらサイエンスショーのご依頼お待ちしてますので、ご依頼ください!お待ちしております。
イコマクエストの活動報告もぜひ合わせてお読みください。
東京大学大学でインタビュー
6月29日、東京大学 理学系研究科 合田圭介教授へのインタビューにいってきました。
緊急事態宣言が出ていたということもあり、なかなか直接取材にいけない状態が続いておりましたが、緊急事態宣言が解除され、まだまんぼうが出ている状態ではありますが、東京へとインタビューに行ってまいりました。
久々の東京ということでものすごくテンションがあがりました。思わず新幹線とツーショット写真。
これをTwitterにあげたところ、なんとこの新幹線は新型ののぞみだったらしく、1日に4回ほどしか出会えないレアな車両だったそうです。
普段壁側にコンセントがありますが、この車両にはなかったのでなんでだろうと思っていると、どうやら最新型だったそうです。
これまでは壁側の人しか充電できませんでしたが、なんとこの車両は全員が充電できるように手摺についているのです。乗った時には気づかず、弟に教えてもらいました。
そして、東京大学へと無事に到着。東京大学は初めてだったので、とてもわくわく。大学構内へ入るのには入校許可証が必要であったり、撮影も研究室内のみの許可だったりと、その厳しさにびっくりしました。
その厳重な警備をきちんと通り抜け、合田研究室へと向かいます。合田先生はものすごく優しい方で、研究室を丁寧に案内してくださいました。めちゃくちゃ広くてびっくりしたのと、研究室にある機器はものすごい迫力で驚きと興奮が止まらず、質問をたくさんしてしまいました。それでも一つ一つ丁寧に答えてくださってもう感謝しかありません。
その様子は現在編集中ですので、くもM LABの更新をお待ちください。公開は7月16日を予定しております。それまで前回の動画をお楽しみください。
前回のくもMLAB↓『スタンフォード大学で免疫の基礎研究をされている新妻耕太先生』
7月は名古屋大学で生物の発光の進化を研究されている先生にインタビューさせていただくことになっています。これからもどんどんインタビューを進めていきますので、お楽しみに!