3月4日(日)に京都府で、桂川流域クリーン大作戦に参加してきました!
今回、ボランティア活動に参加するきっかけとなったのは、環境ボランティア団体『いげのやま美化クラブ』代表・坂田さんが運営されているブログです⇩。
『いげのやま美化クラブ』
https://blog.goo.ne.jp/190333inuneko
ボランティア活動から犬、料理、ラーメンなど様々な話題について楽しく記事を書いておられます。
また、坂田さんは約10年かけて、美化活動を行っておられ、川を綺麗にしてくださっているだけではなく、生態調査などをして、より良い川作りに貢献されています。
⇧坂田さんが主に活動されている川。
こういった活動を積極的にされている方がいる反面、道路からごみを捨てる人が後を絶たないことは、本当に情けないことですよね。
また、今回の活動報告はこちらの記事です。
(嬉しいことに私も登場させていただいております)
前偏
『冷蔵庫引き釣ったどぉ~!・・・・・・淀川美化アクション・仲間ゲストもお呼びして』
https://blog.goo.ne.jp/190333inuneko/e/ca3e8a7c2c2e59024aeca70b9dba092b?fm=rss
後編
『Cheers to the future未来に乾杯トラの頭と大森にタイヤ〆の一杯のラーメン』
https://blog.goo.ne.jp/190333inuneko/e/99af75559524f7858b0979963d73ba42
私自身、このようなボランティア活動に参加するのは初めてで、知り合いもおらずなかなか不安だったのですが、坂田さんに本当に良くしていただき、楽しくボランティア活動をすることができました。
また、坂田さんだけではなく、『いげのやま美化クラブ』の皆様、本当にありがとうございました!
1.想像以上のゴミ
一見すると下の写真の様に見た目は綺麗でも、よく見ると沢山のゴミが落ちています。
もし、機会があれば近所の川を覗いてみて下さい。
公園になっている部分は人が多いため、ごみは少ないですが、新幹線の高架下など、少し人の目が届きにくい所にたくさんのゴミが捨てられているのです。
また、車通りの多い所なんかも、車から投げ捨てたりされたお菓子やパンの袋、ペットボトルなどが大量に落ちています。
特に驚いたのは巨大な冷蔵庫が2台も捨ててあり、下の写真はそのうちの1つです。
ロープを使用し、持ち上げながら、引き上げました。
家庭用の冷蔵庫では無い気がするので、業者が捨てていった可能性もあります。
こんな巨大なものまで捨てられているのが現実なのです。
捨てるのにはお金がかかるからだろうけど、これはあまりにもひどいです
そして、およそ2時間の作業でこんなにたくさんのゴミが集まりました。
なぞのタイガーマスクなんかもありましたが、私が思っていた以上のゴミの量。
今回、クリーン大作戦は11回目、昔よりもはるかにゴミの量は少なくなってきているそうで、昔はこの何倍の量もあったそうです。
タイヤなんかも、昔は大量に出てきたらしいです。
信じられませんよね!
ボランティア活動などで、綺麗にしてくださる方々のおかげで、ごみが減り、ごみが無い所には捨てにくいという罪悪感が出てきているのかもしれません。
やはり、みんなゴミ捨ててるし、私も捨ててもいいやと思う人が多いのでしょう。
自然の中にいるのは私たち人間だけではありません。
そこに住む動物たちがたくさんいます。
動物たちが誤ってゴミを飲み込んでしまったりすれば、消化管につまり、死に至る可能性もありますし、燃えてしまうと有害な物質が発生してしまいます。
こんな風にゴミをすてる人はおそらく少数派の人間ですが、一人一人が意識し、ポイ捨てが無くなれば良いですね。
2.自然に還る素材について
コスト面や耐久性などの理由からあまり普及していませんが、自然に還る生分解性プラスチックというものがあります。
このプラスチックは微生物などにより最終的に二酸化炭素と水などに分解されるというもので、当然燃やしても通常のプラスチックのようにダイオキシンが発生しません。
微生物が出す酵素や、その素材自身が水を吸収し、分解されるのです。
主にBB弾などの確実に再利用されないプラスチックであったり、一部のペットボトルに使われ、環境へのアピールがされています。
さらに、最近では植物の容器や食器など、様々な物に利用されてきているのです。
もちろん自然に還るからポイ捨てしてもいいわけではありませんが、今までよりも自然へのダメージは減るのは事実です。
このような製品も増えれば良いですね!
一時代前に比べると、最近はリサイクルやリユース、ごみの分別などが当たり前となってきました。
これ以上環境を破壊すると、大変なことになってしまいますから。
私たち人間が豊かな生活を望む限り、ごみは無くなることはありません。
つまり、ごみとは必ず向き合わなければいけないということですよね。
今回、ボランティア活動に参加させてもらい、川のゴミの現実を知ることができました。
桂川だけではなく、全国にはたくさんのボランティア活動をされている方がおられ、綺麗な状態を保ってくれています。
本当に参加して良かったと思うと共に、積極的にこのような活動に参加したいと思いました。
そして、将来的には科学的な観点とコラボし、このような活動も主体的にできれば良いと思っております。
改めまして、『いげのやま美化クラブ』の皆様、そして坂田さん本当にありがとうございました。