ここは平和な動物の町。
動物たちが仲良く暮らしていました。
しかし!
ある日、論争が起きてしまったのです!
その内容とは『蚊に刺されても痛くないのはなぜなのか?』です。
針で刺されたり、蜂に刺されたりすると痛いのに、蚊に刺されたところで全く痛くありません。
それどころか、痒くなってしまうではないですか!
みんなは思い思いの意見を言い合い、平和な村の雰囲気が崩れてしまいそうでした。
そのため、動物たちは皆、悩みに悩み、眠れない日々を過ごしていたのです。
そこで、村の動物たちは町で最も信頼されている探偵、クマゴローさんに謎の解明を依頼します。
しかし、クマゴローさんは手がいっぱいいっぱいで、謎の解明にまで手がまわりません。
そんな時!
助手であるコンコンが立ち上がるのです!
コンコンは子供の頃に巻き込まれた事件のせいで嘘つきと呼ばれていますが、本当は真面目で優しい優秀な探偵です。
クマゴローさんはそのことを理解し、助手として雇ってくれているわけです。
町の動物たちの中ではコンコンの手柄にはなっていませんが、これまでも動物の謎をたくさん解き明かしてきました。
クマゴローさんはいつかこのことを町のみんなに打ち明けたいと思っています。
数日後、自らが何回も刺されながら、ついにコンコンは蚊の謎を解き明かしたのです!
コンコンが話しても村の動物たちは信じてくれないので、今回もクマゴローさんに代弁してもらうのでした。
作画:メチオさん
(物語はフィクションです)
どうやらクマゴローさんは蚊の出す麻酔で眠ってしまったようです。
※実際に眠らせるほどの力はありません。
村人は眠りながらしゃべるクマゴローに困惑していますね。
眠りのクマゴロー。
あれ、どっかで聞いたことがあるような、、、、、
もう蚊の謎どころじゃありません。
コンコンは蚊が刺しても痛くない理由を『麻酔成分』と言っています。
この麻酔成分を体内に注入することで、蚊は刺した動物に痛みを感じさせないようにしていたわけですね。
また、蚊は特徴的な口を持っており、血を吸うことに特化しているのです。
そもそもなぜ蚊は血を吸う必要があるのか?
詳しくは⇩をご覧ください。
早くコンコンが村のみんなに認めてもらえる日が来るといいですね!
コンコンの迷推理はつづく