今日ご紹介する本は、次はどの本を読もうかな?と迷った時に読んで欲しい一冊。また、これから科学関係の本を読み進めて行きたいなと思っている人にはドンピシャにはまると思います。
その本は『科学の名著50冊がざっと1冊で学べる』
著者の西村能一さんは駿台の化学講師。紹介されている本からも知識が豊富で授業はとても楽しいんじゃないかと予想できます。私も受けてみたい!
もちろんこの本を読めば紹介されている本のことがすべて理解できるわけではありませんし、学べるといってもほんの触りと著者が感じた良し悪しの部分のみです。
しかし、名著といえど素直に良くないところは良くないと書いてありますし、どうやって読み進めたらいいか、また、読み進めるために必要な本も紹介してくれています。
どうしても科学の本は理解するのが難しく、挫折してしまうこともあると思いますが、この本を読んでいれば、その可能性が少しで減ると思います。
この本を読めばもっともっと読書がしたくなるはずです。皆様も読んでみてはいかがでしょうか?
本を読んでみて・・・・
ここ数年、科学の本を読み漁ってはいるもののまだまだ読み足りないなということを痛感させられる一冊でした。
私はどちらかと言えば、新しいものはよく読むんですが、ガリレオやコペルニクスなど科学界の重鎮たちが残したものをあまり読んでいません。
もちろんダーウィンの種の起源、メンデルの雑種植物の研究などは読んだことがあるのですが、まだまだ読んでいないものが多いですね。
本を探すときには本屋さんに行ってひたすら科学コーナーをぶらぶらし、面白そうな本を手に取って購入します。また、Twitterで紹介されている本などを読んでいるんですが、こういった本に紹介されている本を読むのも良いですね。
科学とはこれまでの科学者たちの経験と知識の積み重ねであるので、過去の偉人たちが残した著書を読むことで、現在の科学をより深く理解することに繋がります。
科学は分野がとても広いですが、いろいろな知識を深めることでいろんなところに繋がっていくはずです。
まだまだ読めていない本がたくさんあり、積読状態なんですが、紹介されていた本を少しずつ購入しながら読んでいこうと思います。
いや~一ヵ月くらい何も考えずにずっと読書とかしてたい!
本の詳細
『科学の名著50冊が1冊でざっと学べる』
著者 西村能一
発行者 青柳昌行
発行 株式会社KADOKAWA