皆様こんにちは。気付けばもう2月も中旬となってまいりましたね。当ブログの管理人くもMは2月の初週はばたばたしておりましたが、やっと時間ができてきたというところです。
もちろんやらないといけないことは山ほどあるんですが、、、、
今日はともかく素敵な本を紹介したいと思います。今日紹介するのは『小惑星ずかん』です。
この本は子供向けの絵本であり、素敵なキャラクターたちがたくさん登場して、小惑星についていろんなことを教えてくれます。
ストーリーとしては、主人公のまことは自分の自慢できるところが思いつかず、落ち込んでしまいます。しかし、先生に連れられて様々な小惑星たちの魅力に触れることで自信を付けていくというような内容。
簡単に書かれているので、読み進めていきやすいですが、一部ここはもう少し解説しないとわからないのでは?というところもありました。
例えば、光の波長成分を分析すると言われても、そもそも光の詳しい説明をしなければ、理解できないのではと、、、。まぁそこまで書いていると内容が膨大になってしまうか。。。
しかし、この本から初めて、疑問に思ったことをどんどん調べていけば知識は広がっていきますし、何より小惑星に親しみやすい!
こういう子供向けの絵本ですが、私も初めて知ることもたくさんありましたし、ぜひ、親子で読んで、家族で小惑星について学んで欲しいですね。
本を読んでみて・・・・
最近話題になったはやぶさ2についても詳しく書かれているので魅力的な1冊であると思います。
そもそも小惑星とはなんだ?とか小惑星にはいろんな種類があるということを学ぶことができました。
特になるほどとなったのは冥王星のお話です。
私が子供のころ、太陽系の惑星と言えば『すいきんちかもくどってんかいめい』というように覚えました。これは太陽に近い方から水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、冥王星ということです。
しかし、2006年に惑星の条件が変更されて冥王星は準惑星となりました。これは冥王星の軌道の近くにエリスという天体がみつかったからです。
惑星の条件とは①太陽のまわりをまわっている②十分な質量を持ちつために丸い③自分の軌道の近くから他の天体を追い出している の3つ。
この3つに当てはまるものが惑星とされたため、軌道近くに天体があった冥王星は惑星とは呼べなくなったのです。
科学ってどんどん新しいことが発見されて自分たちの常識が変わっていくのが本当に面白いですよね。
ぜひ、皆様もこの本を読んで、小惑星の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。宇宙のお話ってわくわくしますね。
当ブログの「はやぶさ2」の記事も合わせて読んでみて下さい。
本の詳細
『わくわく 小惑星ずかん』
発行者 片岡一成
印刷・製本 中央精版印刷株式会社
発行所 株式会社恒星社厚生閣