私の所に新たな疑問が届きました。
その疑問とは、『人類史上一番最初に遊ばれたゲームは何なのか?』というものです。
え?科学関係ないやん!
そもそも科学とは、実験的な結果を集め、原因と結果を探していくものです。
この疑問に対してそれを求めることはできないので断念。
今回は、この疑問を解決した上でゲームについて考えていきたいと思います。
その前にまず、この質問に対する私の回答です。
『ゲームを私たちが日常的に使っているコンピューターゲームとするならば、人類初のゲームは1912年スペインで生まれたチェス機械であるエル・アへドレシスタです。ただし、これはあくまでゲームをコンピューターゲームと仮定した時のみ有効な回答です。』
この回答はゲームをあくまでコンピューターゲームと仮定しています。
そもそもゲームとは何なのか?
しっかりと考える必要がありそうです。
今回、この無茶な疑問を私にくださったのは、ブログサークルで知り合ったゲーム星人インスピレーターさんです。
今日という日に発売された過去のゲームを紹介するブログ
『ゲーム星人BLOG∧( ‘Θ’ )∧』
https://gameseijininspirata.com/
を運営されています。
懐かしいゲームばかりで、ゲームに熱中していた時期を思い出すこと間違いありません。
現代人にとってゲームは欠かせない存在となり、その歴史も深いものとなってきていますよね。
さらに、最近ではゲームプロなるものが誕生しました。
エレクトロニック・スポーツ(e スポーツ)と呼ばれていますよね。
中には年収1億を超えるプロゲーマーの方もいるんだから、驚きです。
ゲーム星人さんのブログで、ゲームに熱中したあのころの思い出を蘇らせてみてはいかがでしょうか?
1.ゲームとは
私たちが日常的に使っている『ゲーム』の多くはコンピューターゲームのことを示しているはずです。
では、そもそもゲームとはなんなのか?
Wikipediaにはこう書かれていました。
‟勝負、または勝敗を決めること。守るべきルールがあり、環境または他人との相互作用を元に行われる活動である。″
この定義でいけば、じゃんけんやかくれんぼ、鬼ごっこ、缶蹴りのような身近な遊びから、野球やサッカー、ラグビー、テニスなどのスポーツ。
そして、トランプなどのカードゲーム、チェスや囲碁、将棋などのボードゲームなど様々なものがゲームとなります。
さらに言えば、非人道兵器を使用してはならないなどの規定が定められている戦争もゲームのうちの一つになってしまうのではないでしょうか?
この状態で人類初を探すのは大変難しいと考えられます。
おそらく人類誕生と共に簡易的な遊び、つまりゲームは、生まれていたのではないでしょうか?
ちなみに歴史が古そうなじゃんけんは19世紀後半に登場した比較的新しい遊びだそうです。
これにはびっくりです。
また、現代にいたるまでに様々な人たちがゲームの定義を独自の理論で展開しており、最近でも元エニックス社員であったJUNZO氏は著書「人生ドラクエ化マニュアル」の中で、ゲームをこのように定義しています。
『ゲームとは目的を達成する為のルールに基づいた敵との楽しい戦い』
定義の中に楽しさが入っているところが面白いですよね。
このように、ゲームには定められた定義は無く、人それぞれによって違う意味を持つということが言えます。
昔から存在する育成ゲームなんかはWikipediaが示した定義には全く当てはまらないにも関わらず、ゲームと呼ばれていますよね。
勝敗もなければ、他人とも競わないので。
また、作業ゲー、パズルゲー、など携帯電話の出現によって新しいジャンルのゲームがどんどん生まれています。
これからさらに時代が進むことで、さらにゲームの持つ意味は増えていくのではないでしょうか?
こういった経緯から、今回、質問を回答するにあたって、ゲームをコンピューターゲームと仮定させていただきました。
ゲームを何かに仮定しなければ、その定義が広すぎるというわけです。
そして、せっかくゲームについて学ぶことができたので、ゲーム好きな私もゲームを定義してみたいと思います。
ゲームとは
『定められたルールの中で他者と競ったり、戦ったりするだけではなく、1人ないしは多人数で、目標を達成するもの。また、育成などの準備を含め、楽しさを共有するもの。』
by Kido
どうでしょうか?
楽しくなければゲームじゃない!でも一人じゃいやだ!
私はそう思うので、ゲームの定義に楽しさの共有を入れました。
ただ、楽しいだけではここまでゲームは発展していないと思います。
一緒にゲームをする友達がいるからこそ、こんなにも世の中にはゲームは発展し、あふれているのではないでしょうか。
皆さんにとってゲームとはどんなものですか?
2.人類初のコンピューターゲーム
人類初のコンピューターゲームは1912年スペインで生まれたチェス機械である『エル・アへドレシスタ』と言われています。
ただし、この機械は私たちが想像するようなテレビにつないだりするようなゲームではもちろんありません。
本当に原始的なものです。
しかし、このような原始的なコンピューターゲームが生まれたからこそ、私たちの今のゲームがあります。
次にゲームセンターなどで見かけるような設置型の簡易的なゲーム機が開発され、私たちが想像するようなゲームが生まれ出したのは、1950年代後半です。
最初に一般人がプレーしたコンピューターゲームは『Tennis for Two』と言われています。
あくまで最初に遊ばれたコンピューターゲームの1つであり、様々な意見があるのは事実です。
そして、このゲームは対戦型のゲームで、ピンポンテニスゲームに近いものでした。
原子力の研究が安全だということを地元住民に示すため、開発されたものであるということがまた面白いところです。
ただ、こいつもまだまだアナログコンピューターで、私たちが遊んでいるゲームとは程遠い存在です。
さらに時は進み、1972年、世界初の家庭用ゲーム機『オデッセイ』が発売されたのです。
オデッセイ自体はそこまで売れていませんが、この後の1980年代には、世界で次々にテレビゲームが生まれヒットしていくわけです。
任天堂、エポック社、東芝など日本の企業からもたくさんのゲームが販売されています。
このようにコンピューターゲームは約100年前に誕生してから現代にいたるまでに、目まぐるしい変化を遂げているというわけですね。
これから先のゲームの未来も本当に楽しみです!
一体どうなっていくのでしょうか。
3.さいごに
もう一度、質問と回答を振り返りたいと思います。
質問
『人類史上一番最初に遊ばれたゲームは何なのか?』
回答
『ゲームを私たちが日常的に使っているコンピューターゲームとするならば、人類初のゲームは1912年スペインで生まれたチェス機械であるエル・アへドレシスタです。ただし、これはあくまでゲームをコンピューターゲームと仮定した時のみ有効な回答です。』
今回、質問を下さったゲーム星人インスピレーターさん本当にありがとうございました!
しかし!次は科学技術系の質問をして頂きたいです、、、、
もはや、回答になっているのか不安でしかないんですが、、、
このような感じで大丈夫でしょうか?
まぁでも、今回はゲームの歴史を勉強できたので良かったです!
世の中にはゲームをしながら学習するものもあるので、もっとそういうものが普及していけば良いですよね。
ゲームで遊びながら学べる!
まさにこのブログ主旨となります!
とまぁこんな感じで無理やり結びつけてみました。
以上です。ありがとうございました。