今回は静電気の実験!
簡単に作れる簡易コンデンサを使って静電気を体感しようと思います。
コンデンサの作り方や材料は動画の下へ!
※この実験は夏場は湿度が多く失敗する可能性が高いので、できれば冬場にしましょう。
動画は⇩
今回もシンガーソングライターの片山彰樹輝さんにお手伝いしてもらいました。
片山彰樹輝さんのブログ⇩
https://daiki-katayama.com
1.簡易コンデンサに必要なもの
必要なものは以下の通りです。
・プラスチックのコップ(紙コップではだめ)
・アルミホイル
・塩ビパイプ(下敷きでも可)
・少しの勇気
コップは100円ショップに売っている275 mLサイズの物が一番作りやすいと思います。
また、動画では塩ビパイプを使用していますが、同じく100円ショップで買うことができるプラスチックの下敷きでも静電気を貯めることはできるので無理して購入する必要はありません。
あとは少しの勇気も必要です。
なぜならば静電気は少し痛いからです。
冬場に皆さんは1度は体験したことがあるはずなので、その痛さがわかりますよね?
まぁこのコンデンサで体感できる静電気はそんなに痛くはありません。
地味に痛いくらい。。。。いや同じくらいかな?
2.作り方
作り方はとっても簡単です。
コップにアルミホイルを下の写真の様に綺麗に巻いていきます。
この時、全体を覆うのではなく、少し上側を開けておきましょう。
ここで間を開けておかなければ、内側と外側で放電が起きてしまい、静電気がたまりにくくなってしまいます。
アルミホイルで巻いたコップは2つ用意し、そ間にアルミホイルの平べったい長い棒を作り、はさみます。
このアルミホイルの棒がきちんと内側のアルミホイルに触れるようにしてください。
これがリード線となり、発生させた静電気を内側のアルミホイルに送り込みます。
また、コップはしっかりと押し込んで重ねて下さい。
これで完成です!
写真では外側にもリード線を付けていますが、付けても付けなくても大丈夫!
リード線ではなく、外側のコップを握っても静電気を体感することはできます。
3.静電気を体感しよう!
塩ビパイプを服やテッシュペーパーなどでしっかりとこすり、内側から飛び出しているリード線に向かってしっかりと静電気を送り込んでください。
もちろん塩ビパイプを使わなくても下敷きでも貯めることはできます。
そして、この時注意しなければいけないのが、リード線に塩ビパイプや下敷きを触れさせてはいけないということです。
触れてしまうとやり直し!
なぞるように貯めていくのがおすすめです。
リード線が動いていない時は溜まっていない可能性が高いです。
もう一度コップをしっかりと押し込んだり、リード線が内側のアルミホイルに接しているか確認する必要があります。
ぜひ、詳しいやり方は動画を参考にしてみてください。
ある程度静電気がたまったら実戦です!
外側のコップを握る、もしくはリード線に触れながら内側から飛び出たリード線に優しく触れてみて下さい。
きっと指には衝撃が走るはずです!
4.どうして静電気を体感できたの?
塩ビパイプや下敷きを服やテッシュでこすると、マイナスの電気を持つ電子が塩ビパイプや下敷きの方に溜まっていきます。
これが静電気の元です。
そして、これを内側から出ているリード線へと近づけると、コンデンサの内側のアルミホイルに静電気がたまっていきます。
内側にマイナスが増えていくわけですから、外側はプラス、内側はマイナスとなっていきますよね。
そこに外側(プラス)を手で持ち、内側のマイナスに手を近づけると、溜まっていた静電気が一気に私たちの手にやってくるということです。
5.さいごに
塩ビパイプはホームセンターで簡単に買うことができますが、下敷きでも十分静電気をためることはできます。
他に使い道ってなかなかないですもんね、、、
このように簡単に静電気を体感することができる実験ですので、ぜひやってみて下さい。
まぁ痛いのが苦手だなという方はやめた方がいいかもしれませんねw
これからも楽しい実験をしていきますので、よろしければチャンネル登録お願い致します。
静電気についてもっと詳しく⇩