皆様こんにちは!
暑い日が続いているので、外に出ずに室内で実験したいなという気持ちになっているのではないでしょうか!
そこで今回は夏にぴったりのお菓子『ハイレモン』を使った実験をしたいと思います!!
誰でも簡単にできる実験ですので、夏休みの自由研究にもぴったりですよ。
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【実験】
実験に使用するものはたった2つです!
・うがい薬
・ハイレモン1粒
どちらもスーパーで簡単に買うことができるこの2つでできる実験なので、ぜひ皆様もやってみて下さい。
ハイレモンはそのままでは溶けにくいのでこのように粉々に潰して使用します⇩
今回はハンマーを使って粉々にしてみました!
潰す時にティシュペーパーをかぶせると破片が飛びにくくなりますよ。
もちろんそのままでも実験はできますが、溶けるのに時間がかかるので注意してください!
そして、これをうがい薬に入れます!
この濃い色をしたうがい薬がハイレモンを入れるだけで本当に透明になるのでしょうか?
では、早速混ぜていきます!!
すると!
見て下さい!
数秒足らずでこのように透明になってくれるんです!
ハイレモンに入っている黄色の色素のせいで少し黄色っぽくなっていますが、うがい薬のあの濃い色はもう見る影もありませんよね。
ハイレモンを砕いてうがい薬に入れるだけでできる簡単な実験です。
皆様もやってみてください!
では、ハイレモンを入れることで一体うがい薬に何がおきてしまったのでしょうか?
【解説】
そもそもうがい薬が茶色をしているのは三ヨウ化物イオン(I₃⁻)のせいなのです。
そして、ここにハイレモンを入れると、ハイレモンに含まれているビタミンCがこの三ヨウ化物イオンを還元します。
すると、還元された三ヨウ化物イオンはヨウ化物イオン(I⁻:無色)の状態となり、うがい薬は無色になってしまうということなんですね。
また、ビタミンCは三ヨウ化物イオンを還元するとともに、このように自身は酸化されます⇩
このように酸化と還元というのは常に同時に起こるのです!
今回の実験はこの酸化と還元を目で見て身近なものだと感じてもらう実験です。
ぜひ、酸化と還元は同時に起きているんだ!ということを覚えておいてくださいね。
では、また次の実験でお会いしましょう。