学童保育(K) Kid’s School 6月のサイエンス

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遅くなりましたが、今回は6月のKid’s Schoolサイエンスのご報告です。

6月のテーマは『空気』。

4、5月と実験をして慣れてきてくれたのでどんどん発言をしてくれるようになってきました!

大気圧を感じる実験

私たちの周りには空気がありますが、目に見えないため普段から気に留めたりはしませんよね。しかし、そんな空気にはしっかりと重さがあり、私たちには大気圧が常にかかっているのです。

当たり前のように空気の中で生活しているため、大気圧も感じることはできませんが、下敷きを使えばその大きさが簡単にわかるのです!

机にぴったりと下敷きを付けて、真上に持ち上げてみてください。すると全く上げることができません。大人の力でもびくともしませんよ。それほど大気圧は大きいのです。身近なところでは吸盤も大気圧を利用してくっついているのですよ。

なんと机も持ち上げれちゃうのです!皆さんには実際に体験してもらいながら大気圧の大きさをまず感じてもらいました。

コップにぴったりとつけると持ち上げることだってできるんです!このコップにどれだけ水をいれて持ち上げることができるのかも試してもらいました。

そして、さらに大気圧の応用実験として「マグデブルグの半球」にも挑戦してもらいました!

マグデブルグの半球とは17世紀のドイツでオットー・フォン・ゲーリケが行なった、大気圧を示す実験のことです。ゲーリケさんは当時60 cmの銅製の半球を合わせ、その中を真空にし、両側から馬にひかせました。そしてなんと、8匹ずつで引いた時にやっと離れたそうです。

今回は60 cmほどの大きさはありませんが、鉄製のボウルを合わせ、中を真空状態にすることでマグデブルグの半球を再現しました。

写真のように二人係でもびくともしません!大人が頑張ってもまったく開けないのです。大気圧はそれほど大きいということがわかると思います。

空気砲実験

そして、皆さんが大好き空気砲にも挑戦しました。

ペットボトルに風船を取り付け、引っ張ってはなすと、中の空気が勢い良く発射し、コップのタワーを倒すことができました。

みんな頑張って大きなタワーを倒していました。

こんなに大きなタワーを作っていた子もいましたよ!

また、大きな空気砲とスモークマシンを使って空気がどのように飛び出していくのかも観察してもらいました。

空気が内側から外側へ押し出され、リングになることで遠くまで飛んでいくことができるのです。

これからも楽しみながらしっかりと学んでいただければと思います。

さいごに

いよいよ7月30日はサイエンスショーがあります。子供たちはとても練習を頑張ってくれているので、楽しみにしていただければと思います。

また、サイエンスショーの内容はここまで学んできたことを復習してもらえるような内容となっていますので、どんなショーになるのかドキドキです。

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