先日、和歌山県海南市に位置する和歌山県立自然博物館に行ってきました。
今回は自然博物館を少し紹介していきたいと思います。
近くには重要文化財の紀三井寺もあります。
紀三井寺には和歌山地方気象台季節観測用の立派なソメイヨシノがあり、近畿地方に春の到来を告げる開花宣言の基準となる桜木だそうです。
それでは、和歌山県立自然博物館へと足を進めます。
自然博物館の外壁には見ての通りマンボウの可愛いイラストと裏側にはマンタのイラストがあります。
まず最初に目に入るのは入り口付近にあるカツオクジラの骨です!
存在感がとにかくすごい!
これは1995年に和歌山港に流れ着いたクジラの全身骨格標本だそうです。
そしてチケットを購入。
高校生以下は無料で、大人は470円でした。
チケット売り場には小さなかわいいイシガメの赤ちゃんが出迎えてくれていました。
なんとも愛らしい姿です。
まだ館内に一歩も踏み入れていないにも関わらず、期待は最高潮に!
わくわくしながら館内へと足を進めました。
和歌山県立自然博物館は大きく二つの展示室に分かれています。
第一展示室:水族館
第二展示室:標本や剥製、化石などを学べる展示
平日の昼間だったということもあり、ほとんど来館者はいませんでした。
ゆっくり、じっくりと博物館を楽しめるではないですか!
順番通り、まずは第一展示室に足を運ぶことにしました。
壁についている立派な模型に気を取られていると突然私たちの目の前にワニガメとカミツキガメが現れました。
あまりの大きさに絶句!
こいつらは特定外来生物で、本来日本にいませんが、飼い主の身勝手な都合で、川に放たれてしまい、捕獲された個体たちです。
こいつらに罪はないのに、本当に可哀そうです。
本当にペットは大事にしましょう。
計画性を持ってペットを飼いましょう!
可哀そうな彼らを後に、亀ゾーンを抜けると一番メインの大きな水槽が!!
めちゃくちゃ大きい魚が泳いでるではないですか!!
巨大なロウニンアジたちが優雅に、そしてたくましく泳ぐ姿が非常に印象的でした。
こんな大きな魚を釣りあげる人は本当にすごいと思います。
そこからたくさんの海の魚たちと出会えました。
手書きで激レアとかかれたミナミヒシダイ、タカアシガニ、クラゲ、サンゴ礁の魚たちなど。
なんと!アオウミガメの可愛い赤ちゃんもみることができました。
もちろんチンアナゴもいましたよ(笑)
本当に多くの種類の魚たちを見ることができます。
また、説明書きにはきちんと和歌山の海の説明がなされており、非常に勉強になります。
ウミガメがいる水槽の前には模型を手で触って魚の特徴を学べるコーナーが!!
思わず全ての魚を触り、コンプリートしちゃいました(笑)
サメやウミガメ、カブトガニなんかもあります。
その奥にはまだまだ水槽が!
なんとたくさんの可愛らしい小さな水槽があるではないですか!!
それぞれの水槽の中にはいろんな種類の海の生き物たちがいました。
有名な生物はもちろん!珍しい生物も多く、それぞれにきちんと説明が書かれ、特に手書きの表示には学芸員さんたちの愛を感じました。
海ゾーンが終わり、淡水魚ゾーンへと!!
まだまだ自然博物館はつづきます!
つづく