アントシアニンを使った簡単実験!ぶどうジュースの色を変えよう!

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今回はぶどうジュースの色を変える実験をしようと思います。

実験動画⇩

今回の実験に必要なものは
・ぶどうジュース(着色料を使用していない物)
・クエン酸
・重曹
だけです!

簡単な実験ですのでぜひとも皆様にもやっていただきたいと思います。

では、なぜぶどうジュースの色が変わるのか?簡単に解説を。

ぶどうはアントシアニンという色素によって私たちがイメージするぶどうの色、つまり紫になっているのです。

ぶどうと同じように、アントシアニンが含まれている他の食べ物は赤キャベツ、ブルーベリー、ナスなどがあげられます。

どこにでもある身近な食べ物ばかりですよね!

このようにアントシアニンは植物性の色素であり、アサガオの色の変化もこの色素が関わっているのです。

では、液性を変えるとアントシアニンはどうなるのでしょうか?

実はアントシアニンの構造が変化するのです。

液性が変化することでアントシアニンの構造が変化し、私たちに見える色が変わるということなんですね!

そもそものぶどうジュースは酸性ですので、少し赤紫です。

そこへアルカリ性の重曹を入れると、ぶどうジュースはアルカリ性になります。

つまり、アントシアニンの色が変わりますよね!

そして、最後にクエン酸を加えると重曹は中和されますが、二酸化炭素がたくさん発生します。

するとどうでしょう。

二酸化炭素がたくさん溶けた水は炭酸水。

つまり、酸性になるので、鮮やかな赤紫に戻るわけですね。

pH試験紙を使用した追加動画⇩

簡単にできる実験ですので、ぜひ皆様もやってみてください!

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